【新型コロナウィルス感染症に対する本学会対応について】
昨今の情勢を鑑みて、第46回コミュニケーション障害学会学術講演会は現地開催とWEBでの並行開催を目指していたところです。
しかしながら3月30日、本学術講演会の開催地であります宮城県仙台市において複数の罹患者が確認される事態が発生いたしました。
この状況をうけ、準備委員会で討議を重ねた結果、WEB開催中心へと移行することとしました。
WEB開催中心への移行の理由は以下の4点です。
- ①現地開催の条件として、当該地域でのクラスター発生がないこと、会場である東北大学からの規制がかからないことを挙げておりましたが、その双方に抵触する可能性が高い。
- ②WEB開催中心となれば在所での発表が増えるため早期の判断が望ましい。
- ③現時点では会場からの規制はかかってはいないが、今後その方向性で推移する可能性が高くなっている。
- ④「開催するが参集せず」といったことは避け、何らかの形で皆様に発表者の声を届けたい。
実施の詳細につきましては最終調整完了後、随時決定事項をHPに掲示いたします。
大会公式HPでは、こういった状況であるからこそ、少しでも早く皆様に情報や方向性を明らかにして様々なご意見を頂戴して行くことが大事と考え、一足先にお示しする次第です。
マイナスの結果ではなく、現地とWebでの並行開催の方針を立てた時点から「現地開催できないからWEB」ではなく、「WEB開催ならでは」の良さをこの社会情勢だからできることを逆に発信していくべく、準備を進めてきました。
有難いことに、WEB開催について肯定的なご意見、応援のご意見を頂戴し、大部分の発表者の先生からも賛成のご意見をいただいております。
準備員会一同、今回の経験が、今後この学会の可能性を拡大する大きなきかっけとなると信じてやり抜く所存です。
現時点では会場からの規制がかかっていないため、今後劇的に状況が快方に向かった場合は、現地会場を開放し観覧することも可能性として残ります。しかし、参加していただける皆様の健康を第一に考えた場合、とても今、お約束できる状況にないことをご理解いただければ幸いです。
現地で皆様にお会いすることを楽しみにしてくださった皆様には大変申し訳なく、深くお詫びします。
WEB開催中心となるにあたり、個人情報や知的財産権の保護の観点から事前参加登録のみとし当日参加はございません。
*事務処理の関係から上限を設ける可能性がございます。
併せてご理解・ご了承ください。そのため、既報のとおり事前参加登録・参加費入金の期限を4月30日まで延期としています(WEB開催や配信の準備や接続テストを鑑みて可能な限り遅らせました)。
ご賛同いただける方は、期限内に参加費の納入をよろしくお願いします(4月30日迄)。その後、WEB使用に関する誓約と参加マニュアル等を送る(五月上旬)手順となっています。
我々の準備は決して十全なものでは無いかと存じますが出来る限りのことを真心こめて進めております。
ご不便をおかけしますこと何卒ご寛恕いただき、ご支援ご理解いただければ幸いです。
第46回日本コミュニケーション障害学会学術講演会 大会長 川﨑 聡大